アンジョーヤリーナを語り尽くす!
定期的に言ってることがあって、
WESTを好きになってよかった!ともうひとつ、
アンジョーヤリーナが好き。
先日のオールナイトニッポンで流してくれて、ジャス民以外にも知ってもらえたことが嬉しくて仕方がなかったです。
ファンの間でも言わずと知れた名曲中の名曲かと思うんですが、私なりの解釈をまとめてみます。
何かの専門家でもないし、普通の人が聞いたらこんな解釈になりました〜みたいな感じで読んでください。
長いです。かなり。
まずジャニーズWESTの楽曲は、
全肯定型ポジティブソングが多い中で
アンジョーに関しては実はそうではないのかも…
と思ってます。理由は後半で書いてます。
あ、最初のしげちゃんのパートは後で。
【普通自体が難しい時代に もがき続ける僕ら
一体なんなんだ
やかましいわ 黙ってくれないか】
もうまさに今の時代っぽい。
入試も就活も、一芸に秀でていないと合格をもらえなくなったのはいつから?
普通っておもんないよなーみたいな風潮が蔓延る世の中を、見事に一蹴してくれる歌詞。
黙ってくれないか、なんてWEST最年少に、がなるように歌われたら全員がここで心を鷲掴みにされると思う。歌い方が素晴らしく良い!
それから、歌っているのが1番パリピっぽい(褒めてます)二人というのも強い。たまに、SNS見るのしんどい気分の時あるやん、そういうときに聞きたい。
【加工されてる真実 過去になってく現実
だからこそ僕たちは歌いたいんだ
嘘じゃない本当の気持ち 聞いてくれますか?】
ここはWEST7人のことを間接的に歌ってるのかなと思っていて。加工された真実は、消せなくて取り返しがつかなくなってどんどん現実になってしまう、前のツインが歌うパートにもう一歩踏み込んだ感じ。
でもそんな現実があっても、僕たちは伝えたいことがあるんだと言って、サビに畳み掛ける、
WESTと聞き手を繋いでくれる歌詞だと思ってる。
【日常はそんなにド派手じゃない
ルーティンワークは間違いなわけじゃない
君の毎日に 君の日常に
影がさしたら 呼んでおくれよ】
ここ、派手なイメージのある芸能界に身を置く彼らが歌うことで、
そんな人たちでも“日常は派手じゃない”
って思うことがあるんだと、気付かされる。
毎日面白いことが起こるわけではないし、
それでも繰り返す日常を肯定してくれる。
私自身、いまは育休中だけど本業は比較的ルーティンワークの多いホワイトカラーで。
もっと派手な仕事してみたいなぁって思わなかったと言ったら嘘になる。
来る日も来る日も、通勤、通学、育児、家事、仕事の繰り返し、それでもいいやん間違ってないで、って認めてくれるこの歌詞がぐさっと刺さる。
“いつでも近くにいる近所のお兄ちゃん”的なWESTたちが言うから、影がさしたら気軽に呼んでいいんやって、少しだけ強くなれるような気がします。
【後ろ向きが得意なわけじゃない
ただ前に何も見えないだけなんだ
だけどそんな僕にも意地がある
誰にも負けない何かをずっと探してるんだ】
濵ちゃんも好きな歌詞だと公言してました。
落ち込んだとき、まぁまぁ、前向きや!って言われたこと、誰でも絶対にあるはず。
でも、どんなに頑張ろうとしても前を向けないことがあったはず。
言葉で言うなら「わかってるってば!!」みたいなニュアンスかなと思う。「だから今は何も言わんといてくれ!」みたいな。私はそう受け取った。
でも、その言葉にならなくて悔しい気持ちを、ばーんとぶつけてくれるのが、この後に続く照史くんのフェイク。
たまらん。大好き。全部詰まってる。
【あれでもない これでもない
見つからないのは どうやら自分のせいだった
振り向かず進め】
最初に全肯定型ではないかも、と言ったのはここ。
めちゃくちゃ衝撃だった歌詞。
個人的な解釈でいくと、もがいて悔しくてうまくいかないのは、“自分のせい”
結局は自分が地に足つけて、踏ん張っていくしかない、と、どこにも頼らせてくれないんですよね。
でも逆に言えば、うまくいく方法を見つけるのも自分次第って捉えられるから、めちゃくちゃ深いなぁって思う。
たぶんうまくいかないときは、逃げたいし、
自分のせいだなんて1番認めたくないことだと思う。
振り返っても結局弱い自分しかいないから、振り向かず進め、ってことだと私は解釈した。
どう言えばうまく伝わるかわからないけど、
急に現実を突きつけられる感じ、しませんか?
ここだけめちゃくちゃリアルなんですよね。
本当に個人的な解釈だけど、この歌詞があるから全肯定じゃないし、この歌詞があるから他のフレーズがもっと引き立っていると思う。
それから濵ちゃんのパート。
歌唱力抜群だし、本当はビブラートもできるはずなのに、あえてかけずに真っ直ぐな声で歌いきっているところが最っっっ高に良い!!
【号泣するくらいの感動を 一生一度の冒険を
味わいたいんだ それは贅沢じゃない
愛せ君の人生 アンジョーヤリーナ】
以前ジャス民さんのだれかが、重岡くんを知りたいならアンジョーヤリーナを聞け!って言ってたのを見かけた。
しげちゃんの歌い方に限らず、これはWEST全員に言えることなんですけど、全員が、表情が見える歌い方をしてると思ってて。
“愛せ君の人生”
絶対に笑顔ではにかみながら歌ってるんですよ。
そう思いませんか?めちゃくちゃ素敵。
愛そうぜとか、愛してみようとかでもなく
命令形の“愛せ”と強い歌詞なのも大好きな理由の一つ。これを聞いてしまったら、そうせざるを得なくなるから。
最初は無理矢理でも、自分を愛する努力をしてみたら何か変わるかもしれないって、そう思わせてくれる気がする。
あくまで私の解釈ですが、
後悔しないように生きるための歌じゃなくて、
あれもこれも全部、やってよかったと思える人生がいいよねって、そう言ってくれていると思ってます。
号泣するような出来事や、大きな冒険することが贅沢なんじゃなくて。
ぱっと見地味にみえる、ルーティンワークや日常の中で、小さな感動やちょっとした冒険心を持って前に進もう。
しんどくなったらWESTのことを考えたら少しはハッピーになれるんちゃう?
って、アンジョーヤリーナを聞いているとそう思えてきます。
疾走感のあるバンドサウンドにのせて、
時々聞こえてくるピアノがキラキラしていて、
変わりのないいつもの毎日に
少しだけ飾りをしてくれたような感じもする。
一曲聞き終えると、気持ちがスカッとして、
ちょっとだけ青空が見えたなぁ
また頑張ってみようって思える。
やっぱりアンジョーヤリーナは
私の大好きな一曲です✨
何かしらの手違いでもここにたどり着いた
ジャニーズWESTのファン以外の方がいらっしゃれば
ぜひ聞いてほしい。
…ここまで読んでくださった方、
5分くらいかかったやろなぁ、ごめんなさい🤭
読んで下さってありがとうございました🌈