「もう頑張ってるよ」ってWESTに言われた日
自分の記録用にもちょっとまとめたくなったので、次男の出産について書いてみます。
出産時のことを含むので、苦手な方はスルーしてくださいね。
重症妊娠悪阻でケトン体が常に最高値を記録し続け入退院を繰り返していたのですが、ようやく落ち着いた秋の終わり。
3月の予定日に備えて、さぁ準備しようかと思っていた12月頭に、27週3日で次男が生まれました。
1025グラム、いわゆる極低体重出生児です。
あまりにも早く来過ぎた陣痛に気が付かず、一晩中おかしいなぁって思っていて、明け方にはもう3分間隔。病院に電話するにも、声にならず、着の身着のまま病院へ行きました。
手のひらに収まるほど小さな我が子、病院に到着してわずか6分後の出産。間に合ってよかったとしか言いようがないお産だった…💦
奇跡的に産声も聞かせてくれて、大きな目を開けてくれて自発呼吸もできていて、この週数にしては満点に近い状態だったそう。
それから後で聞いたのですが、羊膜に包まれたまま生まれてくる、“幸帽児”でした。
幸せを運んでくるといわれているそうです。
30分後には、NICUのある大きな病院に赤ちゃんだけ救急搬送。抱っこもできないまま母子分離。
産後はホルモンのせいで夢見心地というか、現実を受け入れるまでにしばらく時間がかかって。
赤ちゃんはいなくても、後陣痛はくるし搾乳もしないといけなくて、人生で味わったことのない感情が押し寄せてくる毎日でした。
まぁそんな入院生活のなかで出来ることもほとんどなく、ぼーっとSNSを見ていたとき、そこで初めてアンジョーヤリーナに出会ったんです。
(今は著作権あれこれジャス民さんが教えてくれたおかげでだめなことはお勉強しました😂)
この先どんな困難が待ち受けているか未知数の週数で産んでしまったことを、ずっと自分のせいだと責め続けていた私は、“愛せ君の人生”の歌詞を聞いて、止めどなく涙がボロッボロこぼれてきて。
あー、だめだ書いてる今も思い出すと涙…😭
自己嫌悪になって、これ以上ないくらい自分のことを嫌いになりかけてる自分に気がついて。
これじゃあかん!私が自分のことを嫌いになってどうする?って何度も問いかけて。
今でも初めてアンジョーヤリーナを聞いたときの気持ちは忘れたことがない。
退院後は、毎日片道一時間かけて病院に通う日々が続いた。WESTのCDを片っ端から買えるだけ買って、聞きながら通った。
先生との面談で、見通しが良くないことを言われた日もあって、泣きながら帰った日もあったし、クベースの中でいろんな管に繋がれた息子を見るのが辛い日もあったけど、やっぱりそういうときに自分を励まし続けてくれたのは、WESTの曲。
3月頭に退院できたのだけど、もう本当に奇跡的に、先生や看護師さんのご尽力のおかげ。一番ベストな状態での退院。最も心配されていた脳出血もなく、それは羊膜がクッションになったからだったそう。すごいね。生きる力ってすごい。
で、ようやく今日、晴れてお宮参りを済ませたのでちょっと書いてみたんですよね。笑
すくすく大きくなって、毎日おしゃべりしてにこにこ笑って、最高に可愛い。
長男とそっくりな次男、出会えてよかった!
本当に、つくづくWESTに助けられてるなぁと思う。
アメノチハレもよく聞いたなぁ…
ホメチギリストも。
本気でがむしゃらに頑張ってる時って、
周りが見えてなくて、自分の限界すらも気がついてなくてオーバーヒートしてる時がある。
まさにこの怒涛の数カ月がそうだった。
そういうときに、頑張れ!じゃなくて、
まぁ、肩の力抜きなよ、自分らしくいようよ
そのうち晴れるから、一休みしよう、
もうじゅうぶん頑張ってる!
って言ってくれるWESTが、私は大好き!
頑張ってる自分に気づかせてくれる。
だから感謝してもしてもし足りない!
全部WESTに届けばいいなぁっていつも思ってる。
はんぶんこ、大人になった今だからこそ響く歌詞が詰め込まれていて、本当に素敵な歌に出会えたなーって思う。
「なんで泣くの!」って歌詞があるけど、
昨日のbayじゃないかでしげちゃんが、
メールをくれたリスナーに
“なにを泣いとるんや!”ってツッコミいれてて、
思わず笑い泣きしてしまったな(笑)
ありのままのWESTが作詞してるんやなーって思うと、改めてイイ男達の集団でしかなくて惚れた!
びっくりするくらい長くなってしまったけど、
いつまでもこの辛かった時のことは忘れないし、
支えてくれた人たちや、励まし続けてくれたWESTのことも、忘れない🌈