頑張れよりもアンジョーヤーリナを
初めてラジオでメールを読んでもらえた。
レコメン、ジャニーズWESTのリクエストに応えるというものだったが、待てども待てども、保留!の繰り返しで、こりゃもうないな〜!と、残った家事をしようとラジコは切っていた。
一段落してTwitterを開くと、通知欄に
読まれてるぞ!
みかちゅん!
メール読まれてるよ!!
ラジオ聞いてー!
何通も来ていて、さらにラインをくれた友人もいて、びっくりしてすぐ聞いた。
間に合った。
以前このブログにも書いたのだが、次男は極低体重出生児として未熟児で生まれた。
辛くて、何かあったらと思うと誰にも言えず、夫の前でだけはなりふり構わず泣きわめき、そんな心身ともにズタボロの時にずっと聞いていたのがアンジョーヤリーナだった。
レコメンの趣旨からだいぶずれてしまったような、クソ真面目で面白さの欠片もないメールを送ったことをちょっとだけ後悔していたが、アンジョーが聞けて嬉しいというツイートがずらっと並んでいるのを見て、全部報われた気がした。
ばどの二人はちょっとふざけて言っていたけど、
「ここから人生をスタートさせる
スタートダッシュが大事やから…」
私の脳内で
こ〜ろんだときの〜
し〜ばふのにお〜い〜🎶
が流れ出したのは言うまでもないが、
アンジョーヤリーナは、どん底でどうしようもなくて、誰かに助けを求めたかったり肯定してほしかったり、そんな時「だけ」にピッタリなわけじゃないと気がついた。
これから始まる人生、うまいことやりや、まぁぼちぼちいこか、という、一番大切なことを目一杯詰め込んだ、やっぱり素敵な一曲だった。
淳太くんと照史くんの言うとおり、息子の人生は始まったばかり。
こんなご時世で面白くないこともたくさんあるだろうけれど、それでも、自分らしく楽しんでくれたらそれでいい。
人生の始まりにアンジョーヤリーナを、と一瞬でも思ってくれたことが本当に嬉しかった。
個人的なことになってしまうが、先日耳の違和感を覚え耳鼻科に行ったら、メニエールの診断が下ってしまった。
昔からの私の悪い癖で、頑張りすぎてしまう上に、頑張っていることにすら気が付きにくいのだ。
私こそ、安生やらなあかん張本人だったのかもしれない。
ラジオから流れるアンジョーヤーリナを聞き返しながら、当時を思い出しまだ、ぼろぼろと涙が流れてくることに変わりはない。
でも、大好きな人から大好きな人へ、プレゼントが贈られたような、そんな気持ちで聞くアンジョーヤーリナは格別で、私の宝物だ。