黄色ジャスミンの備忘録

ジャニーズWESTのこと

Wtrouble配信ライブ 備忘録

色々あった2020年の終わり、12月にWtroubleの配信ライブがあったことは、たぶんこの先もずっと覚えていると思う。

 

どの曲がとか、どこで誰がとか、何が良かったとか、細かく言い出したら何日も語ってられそうだし、本当は誰かと延々と語り合ってたいなぁと…

 

ただ、それさえも叶わないこのご時世。

怒りをぶつける先もなく「なんで!」って見えない敵に悶々とするしかないわけで。

 

そんな中でジャニーズWESTが配信ライブを満を持して実施してくれたこと、本当に嬉しかった。

 

 

オーラス、12月13日。

濵ちゃんのバースデー。見た方はわかると思うけど、あの瞬間はたぶん、世界で1番あたたかい時間が流れた。

 

ジャニーズWESTって良いグループ」

って各所で見かけるたびに、ただただ肯定してゴリ押ししてきたけれど、良いグループって何やろう?って漠然と思っていた答えがそこにあった気がする。

 

彼らの人に対する思いやりの気持ちとか、優しさとか、言葉掛けとか、もちろん今までの置かれて来た環境で培われたものもあると思う。

だけど、現在進行系で育まれ続けているものなのかもなぁって思うと、思い出して何度も何度も涙が出てくる。

 

自分自身も30歳を超えて、置かれている環境、育休に入り仕事のキャリアも一旦ストップ。

緊急事態宣言が出されてからというもの、人との関わりが激減してしまった。

 

いったい今年、何人の人に会った?

本来なら出会えていたはずの人に会えなかったこと、やりたかったことができなかった、思い返せばやり残したことだらけの一年。

 

「一人になるなんてありえないから」

「僕たちがいるから」

 

そう笑って言い切ってくれた重岡くんは、みんなが抱えていた漠然と、悶々とした気持ちなんて全部お見通しだったんだろうなぁと思う。

 

怒らないように生きようとかそうじゃなくて、イラッとしてもいいし、腹が立ってもいいし、優しくなれない時があってもいい。

でも、もし優しくなれなくて、きつく当たってしまって自己嫌悪に陥ってしまった時、一人になりたいって、壁を作るのはあかんなと。

メンバーの言葉にいつもハッとさせられる。

 

正直なところ、ライブが終わったときに、じんわり心があったかくなってる自分に驚いた。

それだけメッセージ性が強くて、無観客だということも忘れるような、溢れんばかりのエネルギーが爆発した2時間だった。

画面越しだったけれど、ちゃんと届いたよ、ありがとうって気持ちをどうにかして伝えたい。

 

色々あった2020年だから。

辛かったことも嬉しかったことも、アイドルとか一般人だとかそんな枠を超えて、すべてが共感に変わったことが何よりも嬉しかった。

 

まだ暗闇の世の中で、本来なら逆境の真っ只中。

でもそれを跳ね返すパワーと、それさえも受け入れる優しさを持ったジャニーズWESTに会いに行けたこと。

何年後かに、無観客だったし配信に切り替わってしまったけれど、それでもこれがあったから強くなれたって、そう言ってお互いに笑い合えているといいなと思う。